セブ島通信 Vol.162 2018年01月号へ戻る

2018年新年のご挨拶

日本人会会長 櫻井 絹恵

新春のお慶びを申し上げます。新たな年を迎え、セブ日本人会会員様と御家族様、また在留邦人の皆様方の御健康と御多幸をお祈りいたします。 昨年は山あり谷あり、笑いあり涙ありの一年でしたが,充実した年となりました。皆様の御支援と御協力のお陰で日本人会活動を行う事が出来ました。厚く御礼を申し上げます。主婦目線改革が反映された事もあり、女性会員や若い会員、家族会員も増え明るい雰囲気の会になり平均年齢も下がりました。HPの充実やFBなどのSNSを利用し、オンタイムで情報を発信をする事により、会員の皆様に生活の一部に感じて頂ける日本人会運営を目指しています。セブでのより良い生活を楽しんで頂けるよう今後とも努力して参りますので宜しくお願い致します。 セブ日本人会は総会、懇親会、日本語弁論大会、戦没者慰霊祭、土曜市、運動会、企業見学、巡回医療相談やセブ島通信発行、HP、FBの内容の充実と情報発信などの通常業務に加え、日本人墓地の管理と会員の皆様の会員証を提示して頂く事で様々な特典や割引をもらえる協賛店、協賛ホテルにも力を入れています。天皇皇后両陛下の想いが深い慰霊に対してもセブ日本人会は真摯に受け止め、奉賛会が行なっているレイテ島の慰霊活動にもサポートさせて頂いています。また、フリーペーパー各社や新聞社に協力して頂き、セブ日本人会活動の広報も行なっています。以前よりセブ日本人会を目にする事が多くなり身近に感じられる方も多いのではないでしょうか。新理事会では若く新しい発想を持つ新理事も入って頂き、広報を中心に活躍して頂けると期待しています。 セブ日本人会として特に力を入れているのが日比友好とセブ社会に感謝の意を込めて継続している盆踊り大会です。今年で戦後73年になりますが、現在の友好関係が築かれる迄には先人の並々ならぬ苦労と努力があり、またフィリピンの人達の過去の悲惨な戦争に対して許して下さった寛大さがあったからです。昨年5月に行われた盆踊り大会は第4回目となり、3万人以上の来場者があり大盛況で終了する事が出来ました。第4回盆踊りの目玉は世界で演奏活動を行なっている和太鼓グループGOCOOの出演で会場は熱狂に包まれました。魂を揺さぶられる太鼓の音で会場と演奏者が一体化しました。フィリピン人がこよなく愛する盆踊りを老いも若きも皆で輪になって踊り、最後は花火のクライマックスで歓声をあげ、満員会場の皆が良い顔をしていて笑っていました。あの時の感動は今も忘れられないと今も多くの人達に言われます。昨年の盆踊り大会前は予期せぬ苦悩の連続で、ボホール島にアブサヤフが上陸、またミンダナオ島マラウィでの戦闘が始まり一時は盆踊り大会の断念を覚悟しましたが、セブ領事事務所様に多大な協力をして頂き、国際会議級の警備体制で行いました。今後ともどの活動においても安全第一に進めていきます。今年の盆踊り大会は4月28日と29日にマンダウエ市のJセンターで行います。プリイベント も含め地元に愛される盆踊りを行いますので、皆様も是非御家族やお友達をお誘いの上おいで下さい。 現代の社会は大変差し迫った状況にあり、2018年は世界情勢が全く予測がつかない年です。アメリカのトランプ大統領は米国がエルサレムのイスラエル領土と認め、禁断のエルサレムに米国大使館を移転すると発表しました。米国の対応を中東各国やイスラム圏諸国が強く反発しており、国連総会では米政府を批判し認定の撤回を求める決議案を賛成多数で採択しました。また、北朝鮮は相次ぐICBM弾道ミサイル発射実験を行い、日本や韓国、アメリカに対して挑発活動を続けると同時に核兵器搭載可能ミサイル技術を構築しつつあります。有言実行のキム委員長とトランプ米大統領が弾道ミサイル発射を巡り挑発の応酬を繰り広げています。昨年7月は核兵器を非合法化する史上初の国際法「核兵器禁止条約」が国連で採択され、またノーベル平和賞では核兵器廃絶国際キャンペーンICANが受賞、世界が直面する問題に臆する事なく声を上げ実際の行動に移す、優しくも力強い姿の団体に画期的な評価がなされました。 私達一人一人に出来ることは何があっても対処できる準備をしておく事が必要です。私達が生活するフィリピンでは今年から車の輸入税やガソリン代が一気に上がり物価高騰が懸念されます。生活の知恵と節制で乗り切る覚悟で迫り来るインフレに臨み、こういう時代だからこそ皆で知恵を出し合い助け合っていく事が必要になってくると思います。 セブ日本人会も心の拠り所としてなれる様、会員の皆様方の信頼かつ満足して頂けるよう活動内容を充実する努力を致します。是非とも皆様には会の行事に参加して頂き、アドバイスを頂けましたら幸いでございます。皆様に愛される会になる様、理事一同精進して参りますので今後とも宜しくお願い致します。皆様の健康と幸せを祈り新年の挨拶と致します。

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