セブ島通信 Vol.163 2018年03月号へ戻る

セブ日本語弁論大会に参加して

国際交流基金マニラ日本文化センター日本語教育アドバイザー 新谷知佳

2月3日(土)、SM City Cebuにて、第16回セブ日本語弁論大会が行われました。本大会はマニラの本選に出場するための予選でもあります。予選はマニラとダバオでも行われていますが、今年はセブ予選の参加者が最も多く、また、昨年よりも増えて、社会人部門に11名、オープン部門に3名となりました。スピーチの間には、Cebu Music Learning Centerの指導のもと、トレドの孤児院の子供たちによる合唱や楽器演奏、歌唱が披露されました。スピーチは、指導者の先生方による丁寧な指導、そして弁者それぞれが工夫を凝らして考えたスピーチを何度も何度も練習して本番を迎えたことがしっかりと伝わってくるものばかりでした。素直な思いや主張が込められているものが多かったように思います。始まる前は緊張した面持ちだったみなさんが、ステージに立つと堂々と話されているのも印象的でした。そのため、審査は難を期し、審査票だけでは決まらず最終的には審査員による話し合いによって選ばれました。社会人部門の第1位Solera, Jeremy M. さん( Advanced World Solutions, Inc. )「関西弁、こわないで!」、第 2 位 Gravoso Marviana Lovella, P. さん( FRES )「こうきしんははつめいのげんどうりょく」、第 3 位 Ipong, Jose Martin D. さん( Advanced World Systems, Inc. )「旅行で気づいたこと」、オープン部門の第 1 位 Yap, Mary Joy V. さん( Accenture )「挑戦する甲斐があった」がそれぞれ受賞されました。例年、本選に進むことができるのは2名のみですが、今年は受賞者4名すべてをマニラで行われる本選に送ることができました。  セブからの参加者は2月17日(土)にマニラのShangri-la Plaza で行われた本選でも素晴らしい結果を残し、社会人部門の一位、そして全体の最優秀賞にJEREMY M. SOLERA さんが、二位にはMARVIANA LOVELLA P. GRAVOSOさんが、さらに、Ms.MARY JOY V. YAPさんがオープン部門の一位に輝きました。セブからの参加者が3名も受賞したことは大変喜ばしいことであり、日本での研修旅行に参加できる最優秀賞も受賞されたことは本当に素晴らしいことだと思います。今回のスター誕生をきっかけとして、新たなスターになるべく、このような学習の成果を大いに発揮できる場に挑戦する方が増え、この大会が更なる盛り上がりをみせることを期待します。

Thumb yap  mary joy v.

Thumb nf 20180217 speech contest

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