セブ島通信 Vol.165 2018年07月号へ戻る

着任のご挨拶

在セブ領事事務所 諸岡 哲郎

この度,3月21日に在セブ領事事務所に着任致しました諸岡(もろおか)哲郎と申します。よろしくお願いいたします。 海外生活としては,ヨーロッパやアフリカのフランス語圏で過ごしたことがあり,直近では,タイ王国・バンコクにあります日本大使館領事部にて勤務しておりました。 セブのことはまだまだ知らないことが多いですが,日常の風景ひとつとっても,温暖な気候に,セブの人々の明るさが相まって,柔らかい雰囲気が醸し出されていることを日に日に感じております。その反面,事務所にお寄せ頂くご相談の中には,ひやっとするような犯罪被害のケースもあります。快適な毎日を送るために,日々の生活の安全に,いっそうの注意を払う必要を日に日につのらせています。 セブの一般治安については,セブにお住まいの皆様がよく分かっておられることと存じます。一旦事件・事故に巻き込まれてしまった場合の問題解決の大変さについても十分御想像頂けると思います。自身の安全のため「止めておいた方が良い」という肌感覚も既に持ち合わせておられると存じますが,この機会に改めて,邦人援護の観点から,以下の2つのことについて,共有させて頂きます。 第一に,情報収集です。地元の新聞やテレビ等,自分に合ったものを見つけ,まめに事件・事故の情報に目を通すことは,知識のアップデートになるだけでなく,自分の安全対策を見直すきっかけにもなると思います。また,外務省,在フィリピン日本国大使館では,安全に関する様々な情報を,「海外安全ホームページ」や「大使館ホームページ」等を通じて発信しております。情報の種類としては,一般治安情勢に限らず,政情,テロ,自然災害等も含まれ,かつ最近の情報に限らず,古くからあり未だになくならない典型的な犯罪手口についても触れてありますので,ご参照頂ければと思います。 第二に,対策です。長くお住まいの方ほど,滞在経験に即した自分なりの対策を身につけておられるかと思いますが,時折それらの対策を自己点検することも大切です。「なるべく目立たず,周囲の環境に溶け込む。」「習慣的な行動は避ける。」「個人情報の管理を徹底する。」「外出する場合には常に周囲の状況に気を配る。」「見知らぬ人から話しかけられても,むやみに信用しない。」「所持品から目を離さない。」「自家用車で移動する際はドアを必ず施錠する。」等は,基本的な心構えですが,具体的な対策を構築する上で重要なカギになる言葉ばかりだと思います。 私自身,住み始めたばかりのこの地で,安全対策に気を付けつつ,ひとつでも多くセブの魅力を発見できたらと思っています。 最後に,日本人会のこれまでの活動,ご努力に敬意を表しますとともに益々のご発展をお祈り申し上げ,着任のご挨拶とさせていただきます。

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