セブ島通信 Vol.168 2019年01月号へ戻る

2019年 新年の御挨拶

セブ日本人会 会長 櫻井絹恵

謹んで新年のお慶びを申し上げます。2019年がセブ日本人会会員の皆様、在留邦人の皆様及びセブ島通信読者の皆様の御多幸と飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。 昨年はセブ日本人会会員の役員及び会員の皆様、セブ領事事務所の領事の皆様、セブ日本人商工会議所の役員及び会員企業の皆様、セブ補習授業校の講師及び御父兄の皆様方に多大な御支援を頂きましてありがとうございました。お陰様で無事に会の活動を終了する事が出来心より感謝致します。 2019年は平成最後の年で、今春は4月30日の天皇陛下退位、そして5月1日は皇太子様御即位で日本の歴史にとって極めて重要な節目です。平成に変わる新年号で新たなスタートとなり気持ちを引き締めて参ります。 セブ日本人会活動としては、ホームページやFBの充実化を図り、オンタイムで皆様に安全情報や生活に役立つ情報、行事等の発信、またHP上でセブ島通信をお届けしております。セブ島通信のバックナンバーもいつでも読めるように設定してあります。会の活動として、年初めに定例総会や懇親会を行い、日本語スピーチコンテスト、巡回医療相談、戦没者慰霊祭、運動会、日本人墓地春秋墓参、そして今年は盆踊り大会に変わるイベントとして「桜フェスティバル」を3月9日及び10日、SMシーサイドのマウンテンビュー会場で行います。 「盆踊り大会」が「動」に対し「桜フェスティバル」は「静」のイベントで伝統的な日本文化を表に出したイベントになります。日本菓子工業組合近畿ブロック青年部様に御協力頂き、和菓子界の鉄人で「極」のチャンピオンの松田氏をはじめ和菓子の職人さん達が多く参加して下さいます。また京都から表千家の茶道の先生方、芸術的な巻き物レジェンド講師による実演もございます。セブ島で本格的な和菓子とお茶を是非御堪能なさって下さい。 また琴や琵琶など和楽器の演奏、日本舞踊、雛人形製造実演と雛人形ディスプレイ、華道、書道、盆栽の実演と展示、武道のデモンストレーションや折り紙ワークショップなど「和」を意識したイベントになります。盆踊り同様、テロ対策と食中毒に対しては細心な対策を講じ、安全には何よりも神経を使い桜フェスティバルを行いますので皆様の御支援を宜しくお願い致します。 昨年3月末にJセンターで行われた第5回盆踊り大会は日本人会理事とボランティア一同が全力投球で取り組み、多くの方々に協力して頂いたお陰で大成功を収めました。 これまで行われた盆踊り大会の中で一番日本の盆踊りに近い最高の内容でした。改めて御礼を申し上げます。今では「盆踊り」がフィリピンの人達にブランド名として受け入れられ、日比友好の証として定着しております。今年は形を変えて「桜フェスティバル」になりますが、更なる日比友好親善を深めて参ります。 人の考えや社会情勢が日々変化していく中、天皇陛下御自身が憲法の下で天皇のあり方を考え続けられ、また被災地や遠隔地の御訪問や慰霊の旅を通じて実践されて来られました。 3年前、フィリピンと日本の国交正常化60周年で国賓として天皇皇后両陛下がフィリピンを公式訪問されました時に私はフィリピン在留邦人代表の一人として明仁天皇陛下と美智子皇后陛下と謁見の栄誉を得ました。天皇皇后両陛下との御接見の栄誉は生涯の標であり、フィリピン御訪問の両陛下の思いを真摯に受け止め、長年この地に住むものとして日本人コミュニティ作りとフィリピン社会への友好に貢献に尽力して行く所存であります。両陛下の慰霊と日系人に対するお気持ちを深く受けとめ、セブ日本人会は毎年8月15日にセブ観音で行われている慰霊祭だけでなく、レイテ島やタリサイ、フエンテ野戦病院跡地においての慰霊も後世に恒久平和の誓いを引き継いでいく為に会の活動として取り組んで参ります。世界の流れが自国主義やヘイトスピーチを容認する動きがある今だからこそ戦争の悲惨さを語り継ぐ意義を感じます。 セブ日本人会会員証のメリットとして協賛店及び協賛ホテルの御協力により有名ホテルや人気レストランなどで会員証を提示する事により最大4割までの割引や特典を受けられます。内容につきましてはHPの英語版協賛店協賛ホテル一覧表で御確認下さい。会員証を割引等の目的のみ限定して発行して欲しいという要望も多くあり、会員様の配偶者、18歳以上の御子息及びその配偶者までに限り、有料で協賛店及び協賛ホテル有効の会員証を発行致します。 セブ日本人会は常に会員様の毎日の生活に役立つ情報とサービスを提供し、会を生活の一部に感じて頂けるよう努めます。 セブ日本人会は会員の皆様の安全を常に考えています。大型台風や地震などの天災があった時、またクーデターや政変など有事の際に会員の安全確認が出来、情報伝達がスムースに行える様努めていきたいと思います。私がマルコス政権時代から体験した事は、有事や大きな天災の時には長期停電や断水が起こり、携帯電話やネット等が通じなくなります。あるのはビサヤ語だけのラジオなど限られた情報だけで、完全なアナログ状態になります。セブ日本人会では天災や有事に備えて緊急連絡網を作成しています。またHP上で生活に役立つ情報を公開しています。医師のリストのお陰で良い医師に診て頂き家族が重篤にならずに済んだと御礼の御言葉をいくつも頂いています。 セブ日本人会が皆様に信頼かつ満足して頂けるよう、活動内容を充実する努力を致します。また少しでもサービスの向上を図る様、誠心誠意努める所存ですので、皆様のより一層の御支援を承る様お願い申し上げます。皆様の生活に役立つ、愛される会にしていくよう理事一同精進して参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

セブ島通信 Vol.168 2019年01月号へ戻る