新年のご挨拶、藤岡頼光[セブ島通信1月号]
新年あけましておめでとうございます。
今年の夏には、昨年から延期になった東京オリンピックの開催が予定され、さらに昨年変わった菅内閣が一層改革に力をいれることによって、日本の社会も新たな形へと変貌する気配が感じられます。
セブ日本人会会員の皆様も、希望にあふれる新年を迎えられた事と思います。
去年はご承知の通り新型コロナウイルス発生し、これまで経験したことがない流行となりました。
セブ島で生活している人々にとっても生活の形態や働き方を変えることになった人々が多かったと思います。
全ては3月12日の深夜、ドゥタルテ大統領の演説から始まりました。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために強化されたコミュニティ隔離措置すなわちECQが宣言されたのです。
現在はGCQとなり比較的緩やかな隔離措置に変わりましたが、未だに隔離措置は続いています。世界最長とも言われています。
セブ島では減ってきたとは言え新型コロナウイルスが撲滅された訳ではありません。セブに残っている方には感染予防に再度気を付けて頂きたいです。
イギリスで発生した70%感染力が強いと言われる、新型コロナウイルスの変異種の動向も気になりますが、夜明け前が一番暗いともいわれます。
まだいつになったら隔離措置が解除されるかわかりませんが、少しでも早いセブ島の復活を期待しています。
今年は何としても明るい年になってほしいです。
「一年の計は元旦にあり」と言われます。今年一年で達成したい大きな皆さんに描いていただき、実現するためにスタートを切りましょう。
令和三年は丑年です。丑年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年とも言われています。
果につながる道をコツコツ積み上げて頂きたいです。
新しい年が、セブ日本人会会員の皆さんにとって素晴らしい年となることを祈念して、新年のご挨拶とさせて頂きます。
セブ日本人会副会長
藤岡頼光